グリンナー水溶液の用途
一般家庭屋内の活花・鉢植観葉植物をはじめとして、プランター内の野菜・花卉や、庭園内の樹木・作物・芝・盆栽などあらゆる植物を、乾燥・湿気・寒気・暴風・砂塵・酸性雨などから優しく強靭に護ります。
グリンナー水溶液の特徴
◎ あらゆる植物に、このまま散布できる弊社品グリンナーの5倍希釈水溶液です。
◎ 当社品グリンナーを、純水に極めて近い精製水だけで希釈したものですから
長期保存が可能です。(水道水で希釈したものはこの限りではありません。)
◎ 希釈容器や散布道具など不要で、すぐにお使いいただけます。
◎ 本剤を撒布し、1~2時間放置するだけでグリンナー皮膜が完成します。
◎ 極めて安全な原材料を使用しています。
◎ 展着性、柔軟性、伸長性、透明性など、非常に優れています。
雨、砂塵、風、乾燥、寒気、様々な傷から植物体を優しく強力にガードします。
◎ 形成された皮膜は、手でこすっても、降雨でも剥落しません。
◎ 光合成に必要な光の透過は妨げず、植物体の維持に必要な呼吸も妨げません。
グリンナー水溶液の使用方法
- 噴霧する対象植物以外に本剤がかからないように新聞紙やビニール類で、養生してから作業する。
万一撒布液が付着した場合、乾燥して皮膜形成(固化)される前であれば、水・石鹸・花王製マジックリンなどで簡単に洗い流すことが出来ます。しかし、乾燥してしまった後では、削り落す以外に方法はありません。 - 葉面に水滴がある場合、降雨や降雪の直前、高温時、強風時等の散布は避ける。
- 斑にならないように葉の表裏および枝・幹にも丁寧に噴霧する。
- 撒布後1~2時間で完全に乾燥するまでは、撒布面に触れない。
- 使用後
・特にスプレーノズルは、膠着して穴がつまることがあるので十分水洗い
しておく。
・概ね5~50℃の範囲の屋内で、日光や照明光を避けて、密栓して貯蔵する。
名称 | グリンナー水溶液 |
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分類 | 植物保護保湿剤(農薬ではありません) |
種類 | ワックスコーディング液 |
剤型 | スプレーボトル入り淡緑色水溶液 |
成分 | 当社品グリンナー20% 精製水80% |
グリンナー水溶液
500ml スプレーボトル詰
あらゆる植物に、このまま散布できるグリンナー5倍希釈水溶液です。
グリンナー水溶液
10ℓ タフテナー詰
あらゆる植物に、このまま散布できる業務容量グリンナーの5倍希釈水溶液です。
本剤の補充
500ミリリットル入本剤を使い切りましたら、「グリンナー1リットル スタンド袋詰、または2リットル スタンド袋詰」をお求め頂き、水道水で希釈してお使いいただけます。(水道水には不純物が混入しておりますので、作り置きはお避けください。)
グリンナー水溶液
500ml スプレーボトル詰 +
グリンナー1ℓ(スタンド袋詰)
グリンナー水溶液
500ml スプレーボトル詰 +
グリンナー2ℓ(スタンド袋詰)
商品の保障
本品の「有効期限年月」はラベル下部に印字してあります。
未開封かつ適正環境下では製造後6ヶ月以上ありますが、万が一期限内に「品質以上あり」と思われた場合にはたとえ一部使用済みであっても交換・返品させていただきます。
<グリンナー液が乾燥した後に形成される被膜の特性について>
※グリンナーは、本来水に溶けないワックス10%と水90%とを、特殊製法と乳化剤を用いてミクロの細かさまで分散して、混ぜ合わせた物ですから、一旦凍結し、または有効期限を経過した製品は、成分の集合・沈殿し、効力を失ってしまいます。
※グリンナー被膜は、0.02~0.1マイクロメートル(千分の一ミリメートル)の微細な間隙(孔)が無数に散りばめられた状態にありますから、希釈倍数が大きくなると、この微細な間隙(孔)が大きくなり、その結果としてガスや水蒸気の通過量が増大し、保湿度(蒸散抑制率)が小さくなります。
例えば、グリンナーを使用しない時の蒸散通過量を100とした場合、本剤では25程度になります。この微細な間隙(孔)が埋まってしまうので、1週間以内の2度塗りは行わないでください。
※グリンナー被膜が、色々な効果をもたらすのですから、撒布前の葉面に水滴がある場合や降雨直前の撒布は、被膜が形成されなくなるので散布しないでください。
また、本剤撒布直後の散水も同様に行わないで下さい。
※グリンナー被膜は、淡緑色透明で、強靭で、しかも伸びますから、光合成に必要な光の透過を妨げず、雨、風、砂塵、寒気、病菌などから植物体を確実に保護します。
一旦完成した被膜は、植物体に密着し、かつ植物体の伸長に応じて伸びますが、伸長度が大きくなり過ぎた場合は、被膜に亀裂が生じて徐々に効果が低下します。
即ち、被膜の効果持続日数は、希釈倍率に関係なく、植物体の伸長度に関係します。例えば、成長が止まっているような植物体では数ヶ月間効果が持続し、表皮が硬く成長が遅い植物体では1ヶ月程度、一方、表皮が柔らかく成長が激しい植物体では4~14日間となります。